信じる通りになるのが人生である

信じる通りになるのが人生である

永守重信氏(日本電産社長)

      

(『致知』1999年7月号 特集「切に思うことは必ずとぐるなり」より)

(事業を発展することができた理由を聞かれて)

信じる通りになるのが人生であるということですね。
僕はこの言葉を自分で色紙に書いて、
目のつくところに置いています。

自分でこうなりたいと思っていることもなれないのに、
思わないことが実現するわけは絶対にないですから。
だから信じる通りになるのが人生ということですな。

しかし世の中の人はみんな信じない。
頭のいい人ほど先が見えるから信じませんね。
できるわけがないと思ってしまう。
だからむしろ鈍才のほうが教育しやすいですね。

創業間もないころの日本電産は、
私の家の一室で図面を引き、桂川の堤のそばにあった
30坪ほどの染め物工場の1階を借りて、
旋盤とボール盤、プレス機を1台ずつ入れて
仕事を始めたんです。

どこへ行っても仕事はもらえず、
やっと受注できた仕事といえば
過酷な注文がつくために
ほかのメーカーのどこもやらないような仕事ばかり。
技術者みんなに言うと絶対無理だと言う。

そういうときはみんなを立たせて、
いまから出来る出来ると100回言おうというわけです。

「出来ます。出米ます。出来ます……」。
「どうや」と。

「いや出来ません」。

今度は1,000回言う。

そうすると不思議なことに
だんだん出来る気分になってくるんです。

そういう気分になったところで一気に始める。
すると、客先の要求する性能に及ばないまでも
かなりレベルの高い製品が仕上がる。

こうやって日本電産の技術力が蓄積されていったんです。

このときに「とても無理だ」「不可能だ」
とあきらめていたら、日本電産は
とっくに倒産していたと思います。

社員によく言うんです。

「物事を実現するか否かは、
まずそれをやろうとした人が“出来る”と
信じることから始まる。

自ら“出来る”と信じたときに
その仕事の半分は完了している」

とね。

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「人間力.com」は月刊誌『致知』より引用しています。

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