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片岡鶴太郎さんの勉強法

片岡鶴太郎(俳優・画家)

      

『致知』2014年10月号「夢に挑む」

本コラムは国際コミュニオン学会の鈴木秀子氏と、
俳優・画家の片岡鶴太郎氏のご対談を元にしています。

片岡 家でも見様見まねで落語のまねなんかやっていたんですが、
  小学五年の時に「トクホンしろうと寄席」という番組があって、
  親に内緒で出場応募ハガキを送ったんです。
  オーディションに受かって
  テレビ出演したのが芸能界入りを決意した一つのきっかけです。
 
  まあ、でもそんなふうですから小中と成績はいつもビリケツでした。
  母親も僕に勉強しろとは一言も言いませんしね。
  中三の一学期が終わる頃、いよいよ受験ということで
  担任の先生が「おまえ、高校はどうするんだ。
  都立なんか希望しても無理だぞ」と。
  で家に帰って相談したら「私立は駄目だ。
  うちは貧乏なんだから」とはっきり言われました。
  僕も芸人になるにしても中卒はまずいだろうという思いがあって、
  中三の夏休みから本気で勉強を始めたんです。

鈴木 順調に進みました?

片岡 ところが、中三の教科書を見ても
   全然理解できないんですね。
   それどころか、中二の参考書も、中一の参考書も分からない。
   小六の問題集を見たら何となく分かる。
   それで小六から中三までの問題集を買ってきて、
   小六の最初から順番に勉強しました。
   それで夏休みが終わる頃、
   ようやく中三まで追いついたんです。
 
   夏休みが終わって新学期になったら
   抜き打ちの学力試験がありました。
   この時僕は国数英九十点満点中八十五点を取っているんです。
   それまでずっとビリケツだったのが、
   いきなり学年で十位以内ですよ。

鈴木 すごいじゃありませんか。
   先生もさぞ驚かれたことでしょうね。
   誰に言われたわけでもなく、
   ご自身から進んで、しかも途中で挫けないで
   頑張り抜かれてたことに、とても感心しました。

片岡 後になって母親に「何で勉強しろと言ってくれなかったんだ」と
   聞いたことがありました。
   そうしたら「私が何かを言ったところで、
   本人がやる気にならなかったら
   何にもならないからね」と一言言いました。
   この言葉にはすっかり参ってしまったんですが、
   この時の頑張りは僕の原点になっています。

 
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「人間力.com」は月刊誌『致知』より引用しています。

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