隔離された環境で起きるビックバン

隔離された環境で起きるビックバン

秋山利輝(秋山木工社長)

      

『致知』2014年8月号「一刹那正念場」
村上和雄氏(筑波大学名誉教授)との対談より

秋山 僕には二十二歳の頃、
   親方のもとを出て次に行かせていただいた経験があります。
   でも、いま思うと、それが僕自身を
   大きく成長させてくれたと思いますし、
   職人たちを厳しく仕込んで独り立ちさせるのも、
   もとを辿ればここに原点があるのかなとも思います。

村上 僕が驚いたのは、それだけ大変な職場環境であるにもかかわらず、
   入門希望者が後を絶たないことです。
   晴れて採用されるのは五人に一人もいないと聞いていますが、
   よくそれだけの希望者が集まってくるものだと感心します。

秋山 でも、たった五年の丁稚生活で
   その後五十年も使える技術が身につく。
   それも日本一の職人だと周囲から評価していただけるんです。

   もちろんそのために丁稚は先輩の手伝いが終わった夜に
   自由時間を削って自分の技を磨かないといけない。
   掃除や挨拶などの礼儀作法も徹底して仕込まれる。
   だけど、少しくらい我慢できずに
   一流なんかになれるか、と僕は言いたいですね。

   若い子が携帯電話を持てないのは辛いだろうとか、
   坊主頭にしたり恋愛を禁止するのは可哀相だという声もありますが、
   余計なことをすべて省いて隔離させた世界で
   仕事にエネルギーを一点集中させることで、
   ビッグバンを起こさせる。
   これがうちの徒弟制度です。

村上 なるほど。

秋山 村上先生もおっしゃっているように、
   僕は人間は誰しもこの世にサムシング・グレートから
   使命を与えられて生まれてきたと考えているんです。
   天文学的な確率でこの世に生を受けた以上、
   自分の使命を花開かせなくてはいけないし、
   魂を磨いて一流の人間にならなくてはいけないと思います。

◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫

「人間力.com」は月刊誌『致知』より引用しています。

『致知』には毎号、心の琴線に触れる記事が満載です。
まだお読みでない方は、こちらからごお申し込みください。

「致知」購読の申し込みはこちら

毎月858円で、人間力が高まります。
 ※お気軽に 1年購読
 10,300円 (1冊あたり858円/税・送料込み)
※おトクな 3年購読 
 27,800円 (1冊あたり772円/税・送料込み)
◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫◫

毎日 配信中!「人間力メルマガ」

人間学を学ぶ「致知」のエッセンスをギュッと凝縮 読者数47,000人!!

特典1仕事や人生に役立つ記事が無料で読める!

特典2メルマガ会員限定のプレゼント企画もあり

特典3朝礼でのスピーチネタとして使える!

メルマガ配信の登録はこちら

携帯電話やスマートフォンのメールアドレスで登録をされる方は、「@chichi.co.jp」からのメールの受信ができるよう設定してください。 >設定方法はこちら

※ご登録前にお読みください。 読者登録規約 個人情報保護ポリシー ※解除はこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする